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高校を退学したのは
入学して僅か2ヶ月後、
遠足と運動会が終わって直ぐあたり

大して苦労も勉強もせずお情けで入学した
下から数えた方が早いような学校だが
自宅から電車を乗り継ぎ、
更に徒歩で30分はかかる辺鄙な場所にある
その為遅刻せず登校するには1時間前には家を出なくてはならない

他が慣れて纏まってきたクラスの中で打解けずにいた為
浮いてしまったといった感じ、
そこにトドメを刺したのが
「レズみたい」
というクラスメートの一言だった

中学のクラスメートには
「イジメとかじゃなくて単純に勉強についていけなくなった」
(確かにそれもあるんだけど)
とか言い訳してある

退学を決めた日、もう二度と来なくていいように
ロッカーの中身から机の中、総て鞄に詰め込んで
まだ開門して間もない学校に忍び込んで
朝早く、登校する生徒に混じって来た道を逆走したっけ

その後学校から
「忘れ物を取りに来い、もう一度話し合おう」
と電話があったり
部活の先輩から連絡があったり
その度に絶対に出ないと決め込んだ

今から思えば耐えられる内容だったな、
もう少し学力的に頭が良ければ

俺は
「金が勿体無いし、学校なんかもう行かない、バイト(新聞配達)をして暮らす」
と言ったのだが
親が転校という形を取って何とか高校を卒業させようと
通信制の高校に通うように勧めたが
それも体育のスクーリングが嫌で結局半年ほどで辞めてしまった、
他人と校外授業を受けている自分が想像出来なかった

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